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柔道の練習中

2019/06/17

高校の頃、柔道部に入っていた時の話。
打ち込みという技をかけるまでの動きの練習があって、
それは筋トレの合間にやったりするんだ。
手が空いてる人がいる時は人と、
一人の時は、畳から150cm位上の窓と窓の間にある柱に
自転車のチューブを引っ掛けて行う。
その日も俺は、筋トレの合間に一人で打ち込みをしていた。
ある程度回数をこなし休憩。
そして、何となくチューブを引っ掛けている柱を2つほど隣に変えた。
特に何かを感じたというわけでもなく本当に気紛れ。
そして、場所を変えてすぐ打ち込みを再開した途端、
自分がついさっきまで練習をしていた所の窓が盛大に割れた。
自分の高校の武道場はグラウンドと隣接しており、
サッカー部のボールで割れたようだった。
幸い割れた瞬間に自分以外その窓周辺に人はおらず、
自分含めて怪我人もいなかった。
ボールはそのまま武道場に飛び込んで、
窓も大小細かくバラバラになっていた。
もし自分が同じ場所にいたら失明していたかもしれない。
そう思うと、何故自分は唐突に場所を変えたのか、
かなり不思議な体験でした。

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