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静岡県警の記録係

2019/05/31

伯父から聞いた話です。
伯父は、静岡県警の鑑識をする部署の
記録係(主に写真)で働いておりました。
昨年他界しましたが、
生前こんな話を聞いた事があります。
場所柄、富士の青木ヶ原樹海へ現場検証に出向く事が、
月に一度はあったそうです。
その日も樹海の自殺者の現場撮影のため、
夕方くらいまで写真を42枚撮りのフィルム二本に、
現場の状態をいろいろな角度から撮影したそうです。
署に帰ると八時を廻っていた為、
現像は翌日にすることにして帰宅したそうです。
家に帰り、お風呂にゆっくり体を沈めました。
すると暫くして妙な事に気がつきました。
それは洗い場の正面に掛けてある鏡に、
浴槽から立ち上った湯気が
人の顔の形のように浮かび上がるのでした。
伯父は妙に思い手で鏡を拭き取りました。
ところが暫くするとまた顔が浮き出てくるのです。
長い髪をした女性の顔に見えたそうです。
あまりに長湯の伯父を変に思い、
伯母さんが風呂を開けると、
沸き立つ湯に全身を赤くした伯父が浴槽で震えていたそうです。
(伯父は熱湯の中、「寒い寒い」と言っていたそうです)
そのまま病院に入院した伯父(火傷で全治二週間と診察された)のもとに、
見舞いに来た同僚が、樹海で写した写真を差し出した。
見ると、伯父が写った写真があり(撮影した人は伯父だけだった)、
その写真には、伯父の足元の地面に無数の髑髏が写っていたそうだ。
病院を退院して御祓いしてもらった伯父に、先輩が
「樹海じゃよくある事なんだ。あのての写真は全て廃棄されるんだがね」
と教えてくれたらしい。

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