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虫の知らせ

2019/05/30

中学生のときの話。
ちょうど夏休みだったかで私は家にいたんだけど、
麦茶飲もうと台所に向かったときに、
途中にある祖父の部屋がちょっと開いていたんでのぞいた。
そうしたら、祖父がそこにいたんだ。
家にいたときみたいに、寝っころがってテレビ見ていた。
いつものように
「これは高さがちょうどいい」
と言っていた、ゲーム機を保護していた発泡スチロールを枕にして。
「じーちゃん、何してんの?」
と私が聞いたら、
「ワシはもうすぐいかんといかんのでな」
と、こっちを見ず、テレビを観たままで言った。
私も別に深く考えずに、
「ふーん?」
と台所に行って、麦茶飲んた。
帰りがけにもう一度祖父の部屋見たら、誰もいなかった。
それで、祖父が入院中だったこと思い出したんだ。
だけど、気のせいだと思い込んだ。
だって幽霊だと怖いしw
祖父はそれから1週間して他界したんだけど、
あれって魂が家に帰ってきていたのかな。

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