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謎の発光体

2019/05/28

これは過去私が実際に体験した、
3回に渡って謎の発光体を見た話です。
1回目。
日付は確か89年の12月頃。
当時自分は大阪で大学生をしていました。
夜の11頃、アルバイトが終わり、
帰る方向が同じ先輩のクルマに乗せてもらって帰宅途中の事。
助手席に座って運転する先輩とお喋りしていた私は、
突然フロントガラス前方上空に
「バシバシ!」
とスパークする光を見てビックリし、思わず
「あれ、何?」
と叫んでしまいました。
先輩は私の声に驚いて
「おおっ」
とか叫んだが、その時にはもうその光は消えていました。
見たのは私だけだったようです。
時間にして1-2秒。
色はエメラルドグリーンもしくは青です。
この時は、上空を火花を散らすような感じで
横に飛んでいるように見えました。
2回目。
それから3か月ほどだった90年2月頃。
やはりアルバイトの帰りで、時間も同じ頃だったでしょうか。
今度は一人でバイクに乗って帰宅途中、
とある住宅街の坂を登っていたら、
前方の空から「ヒョロッ」という感じで
光が空から落ちてきました。
時間もほんの一瞬。
色や形状は前回と同じようなものですが、今度は上→下です。
ちなみに、場所は前回目撃した場所から
3-4キロは離れていると思います。
3回目。
2回目の目撃から20年近くたった08年11月頃。
場所は中国地方のとある山間部にある私の実家の近くです。
用事があって実家にクルマで行き、
帰る途中、時間は夜8時頃。
前方の空にまたしても
上空から落ちてくるスパークする光を見たのです。
色、形状は前2回と同じ。
時間もまた一瞬。1-2秒。
まさか20年近くたって、
全く別の場所でまた同じものを見るとは思いませんでした。
流れ星とかも
『ペルセウス流星群』
『しし座流星群』
とか昔からよく見てましたが、
そういうものではありません。
第一、その光と私までの距離が
どう見ても数百メートルくらいで近すぎます。
『大気圏に入って燃え尽きた落下隕石』
と解釈すれば科学的にも妥当なのでしょうが、
逆に考えれば、普通の人間はそんなもの一生に一度も見ないでしょう。
私だけこの20年に3度も全然別の場所で見たというのは、
確率的にもありえないことなのではないでしょうか。
他人もあんなものをよく見るのか、
聞いたことがないから知りませんが、気になります。
ただ、霊的なものではなく、自然現象とは思ってますが不気味です。

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