どこでもドア?
2019/05/23
当方、大阪の人間なんだが、
八年前に起こったことを書かせていただく。
アメ村にて、朝6時ぐらいまでの記憶がないぐらい飲んでたんだ。
次に我に帰ったら、真っ暗な部屋で布団で寝てた。
慌てて携帯の時計を見たら、夕方の4時。
不在着信がやまほどあったが、とりあえずは無視した。
真っ暗だと思ってた部屋は、
単に窓のカーテンが引かれた部屋だった。
見たことのない部屋から出て、階段を下ると友達がいてた。
なんだ、酔っ払ってツレの家につれてこられたんだ、
と思うも、そのツレとは前の日は飲んでいない。
しかも、そいつはマンション住まいなので、部屋に階段なんかは無い。
軽く二日酔いの頭に???が浮かんだので、
少し事情をツレに聞いたところ、私が起きた家はツレの実家らしい。
なーんだ、と思って納得しかけたが戦慄。
ツレの実家は新潟なんだよ。
話によると、昼飯を用意のために
スーパーに出かけようと家を出たとこに、
私が酒の匂いをプンプンさせて居てたらしい。
なんでこんなところに居てるんだ?と思うも、
私が何を言うてるか分からないから、
とりあえず家で寝かしたらしいのだ。
慌てて不在なんかがあったツレ
(前の日に朝まで一緒に飲んでた奴)に電話すると、
朝の8時ごろに私が行方不明になった、とのこと。
私は一切記憶が無いし、それよりも不思議なのが、
新潟のツレの実家は住所すら知らない、ということなんだ。
何に乗って、どうやって住所も知らない、
しかも、何の用事もない家に行ったのか不思議。
大阪で消えたのが8時とし、新潟で発見されたのが、
笑っていいとも前だったと言っていたので12時とすると、
アメ村からツレの実家まで4時間。
ツレが言うには、道を知ってる人で、
新幹線もバスも何から何までスムーズにいっても5時間はかかるらしいのだ。
8時に消えたというのも信憑性があって、
飲んでた店が8時までなのでおひらきにしますか、となり、
私はトイレに行くと言ったまま、行方不明になったらしいです。
まさか、トイレのドアが『どこでもドア』だったのですかね(笑)