ふわふわしたもの
2019/05/18
3歳くらいの時の記憶。
2つ上の姉と自宅2階の階段踊り場から
1階にただ飛び降りる、という遊びを延々してた。
その時、ふと薄い空気の塊?
みたいなのが見えたので、
そこに向かって飛び降りたら、
ドラゴンボールの悟空が乗ってた筋斗雲みたいな感じ?で私を乗せ、
ゆっくりと漂ったあとゆっくり1階に降りた。
降りたらすぐにまた階段の中段位にふわふわしてる。
で、また上に戻ってそこに飛び降りたら、
同じくゆっくり下に運んでくれてた。
これを何度もしたら、
姉には見えなかったらしく泣き出してしまい、
母と遊びに来てた近所に住む伯母が見に来て姉をあやした。
私はそれが面白くて、母と伯母に
「見て~」
と同じくふわふわ降りて見せたら、
母と伯母が悲鳴を上げ、
びっくりした私はそれから飛び降りたら、
もうそのふわふわしたものはいなくなり、
2度と見る事も無かった。
高2の冬休み、
伯母家含め家族で年末の団欒時にその話が出た。
母と伯母が言うには、
私がふわふわしたものと思ったものは、
二人には
『禿げた中年オヤジの生首(笑ってたらしい)』
に見えて、それに私が立っていたとの事。
もう30年近く前のお話。