あたしの足
2018/12/29
この話は、札O在住のY添乗員さんから聞いたお話です。
北O道 札O市での出来事です。
Sさんは、夜、千O空港から
最後のお客さんを無事送り帰路につく事にした。
JR札O駅に着いたのは10時30分位でした。
Sさんはお昼から何も食べていなかったのに気づいて
軽く食べて行くことにした。
Sさんは、軽くといいながら結局最終になってしまった。
Sさんは琴Oに自宅がある。
地下鉄札O駅から大O駅に、
そして大OりからO西線で琴Oに向かった。
連添で疲れていたせいか、
南O線に乗って1分もしないうちに寝てしまった。
ふと気づくとまだ西OO丁目だった。
安心してまた寝てしまった。
しばらくして、Sさんは奇妙な夢で目を覚ました。
まだ、二十四軒かと思った瞬間あたりを見渡すと、
地下鉄にはSさんだけだったらしい。
寝たら寝過ごしてしまうと思い眠気を必死に我慢していた。
ふと右を向くと人がこっちらに歩いてきた。
Sさんは、目を見開きよくよく見ると頭が無い。
「まずい」
と思い下を向きじっと我慢した。
すると、その人がSさんの所で足を止めた。
しかし、足もない。
スカートがひらひらしている。
恐る恐る顔を上げようとした瞬間、その人の手には、
髪の長い血だらけの女の人の頭を持っていた。
そして、Sさんにニヤリと笑みを浮かべ
「あたしの足を見つけてくれた・・・」
という。
Sさんはそのまま気絶したらしい。
そして、駅員さんに起こされSさんは飛び起きた。
「お客さん到着です。」
ふと我に返ったSさんは自宅まではしって返った。
次の日その話を友達に話したそうです。
そして、その友達は・・・
地下鉄に飛び込みバラバラだったそうです。
しかも、足だけが見つからず・・・
・・・話をした当日、東西線、何か関連があるのでしょうか・・・
Sさんは、自分のせいで友達が・・・と今でも悩んでいる。