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車の運転免許

2018/12/23

私と若くして亡くなった主人との出来事・・・
主人は重い病気にかかってしまって
車の運転が出来なかったのです。
私はその頃無免許。
何とか自分が免許を取って
主人とドライブに行きたかった。
なのに頭が弱くて筆記試験に落ちてしまう私。
合格発表の日には、
不合格になってしまってがっかりしている私を反対に慰めてくれた。
「大丈夫だよ、ここと、ここを覚えておけば合格するよ、
一緒に付いて行って教えてやる」
なんて冗談も言ってくれた。
それなのに又不合格。
主人の様態がますます悪くなり、
ついに帰らない人になってしまったんです。
主人が居なければ免許など必要ないが、
あともう少しなのだから頑張らなくちゃと誰かが自分を押した。
試験日、自転車に乗って前後だれも居ない道のりで、
サイドミラーに誰かが映った。
あ、○○さん?(主人の名)
約束通りついて来てくれたんだね。
今日は合格だね?
その日は思った通り晴れて合格になった。
ありがとう○○さん。

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