〇〇駅にむかって
2018/11/06
中3の時のお話
高校受験もあり、遊べるのが最後の夏休み
なんかイベントをしようと皆で考えたあげく、
車持ちの先輩に頼んで心霊スポットに行く事になった。
場所は地元(札幌)から少し離れた支笏湖にある廃ホテル
メンツは漏れ、友達、先輩そして
先輩の彼女とその女友達(A、B)2人。合わせて6人
漏れと友人は年上の女と遊ぶ機会などなく、
めくるめく夜のドラマを期待してますたw
期待するような事は何一つ無く、
順調に目的地に到着( ´_ゝ`)
すでに深夜一時を過ぎており、あたりは真っ暗・・・・・・
先輩「確かなーあっちだっけ?」
頼りない言葉で皆を誘導しつつ、徒歩で林の中へ・・・
よーく目をこらすと、奥の方に建物が・・・(((((;゜Д゜)ガクガクブルブル
ええかっこしいの漏れと友達は、一番乗りで潜入!
そこはホールのような場所だった、
足元にはは枯葉や草、ゴミなどで埋め尽くされていて
「え。べつに。怖くないじゃないっすか」
と先輩を煽ろうとした瞬間
上から人の声が・・・しかも若い女・・・・・・
先輩「あ、アオカンか!?説教してやる!」
と、歩き出した時後からドサッっと何かが落ちたような音
皆で振り返ると一人の女の子(A)が倒れている・・・・
これはマズイって事で車まで運び、家まで送ることになった
30分くらい経った頃だろうか、急にAが目を覚ました
先輩「おいおい、大丈夫かー?」
先輩の彼女「具合悪かったならもっと早く言ってくれればいいのにー」
彼女の友達B「そうだよ~気使ってたの?」
など声をかけても、なんの返事もない・・・
顔を覗きこむと、ものすごい目が血走ってる。
しかも口の周りヨダレびちゃびちゃ
ウヒャー絶対憑かれてるコレ(・∀・)
皆がそう思った
「西区の〇〇駅にむかって!!!!!」
車内なのでもっと小さい声でいいですよ。
って思う程大きな声でAさんが叫んだ
先輩「ってかお前の家東区じゃん?何しにいくの・・・?」
Aさん「もう旦那刑期終えて帰ってるころだから・・・・・・・」
詳しい話しを聞くとどうやら婚前旅行でホテルにきたが、
そこで旦那に殺された人が憑いてしまったらしい
いっこうに出ていく気配がなく、
段々命令口調になってくAさん
ヤヴァイと思った先輩が学校の仏教担当の先生に
電話(こーゆう時のために携帯の番号聞いてたらしいw
漏れや友達は
「絶対出るわけないっすよー」
等言ってましたがワンコールで出ました(;´Д`)
その先生曰く虫のしらせみたいなもんがあったらしい。
結局先生の自宅(寺)に連れて行ったんだけど、
その時Aさんは白目&痙攣状態・・・
先生「お前等!この子死ぬかもしれんぞ!!!はよ親に電話してこい!!!」
言われた通りに家に電話するも
イタ電だと思われ二回ほど切られる(ノд-。)
結局先生に電話してもらい、
向こうの親も半泣きで寺に到着・・・・
なんとかお払いをして、
大事にはいたらなかったものの2時間ほど説教をうけますた
Aさんは数日前に彼氏にふられたばかりで、
そこで思念と言うか波長があって憑かれたらしいです