冬の間の恐怖
2018/10/04
昔、電気もなかった時代。
冬は、かなりの恐怖に震える季節でした。
太陽の、当たる時間の方が短いので、民衆は悪霊が光を奪っていると思い込み、冬の間その恐怖と悶々と闘っていました。
それもそのはず。
山等の暮らしには、事故がつきもので、冬眠する前の獣が人間を襲うという事も、度々あったそうです。
雪が降ると雪崩れ等もあります。
それらを当時の民衆は悪霊の仕業だと思っていました。
民衆達は太陽の神に頼る事にしました。
そこで目をつけたのが、冬でも青々としている、月桂樹や、もみの木でした。
その類の木には、精霊等が宿っているとされていたので、お供えモノをするようになりました。
何分、被害にあうのは若い連中ばかりで、精霊も若い肉体を欲しがっていると考えられたのです。
それで、子供を生け贄とし木に吊したんだそうです。
これがクリスマスツリーの始まりだそうですよ。
残酷ですね。