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2度出現した煙のようなものの正体

2018/09/23

父は6年前に2度目の脳梗塞を起こし、要介護3の介護生活となり、3年間の介護生活をすごし3年前に85才で亡くなりました。父の介護のほとんどは私がしていたのですが、亡くなる数日前から体の様態が少しおかしくなりはじめ、自力で座位を保つのも難しくなり、ケアマネージャーに、そろそろヘルパーと車椅子を要請しなければならないと思い始めていました。そんなある日、夕食を持って行こうと廊下に出た時の事でした。廊下には人の動きを感知して点灯するライトがあるのですが、これが点灯したとたんに、目の前に幾層にも漂う煙のようなものが見えました。
咄嗟に火事だと思い父の部屋に駆け込みましたが、それらしき様子もなく父は寝ていました。
しかし、父の部屋はエアコンの冷暖房で温度管理しており、タバコもやめていたので基本的に火が出る環境にはありません。
部屋の外に出て確認してもても、もう煙らしきものはみあたらず、その他の場所も調べてみましたが煙らしきものは見あたりませんでした。その時は眼鏡についたホコリが光で乱反射し、煙のように見えたのかもしれないと思っていました。しかし、亡くなる前日にも再び同じ煙のようなものが出現、その時はメガネをはずして拭いて戻してみると煙のようなものは消えており、やはりメガネの汚れが原因だったのだと思っていました。ですが、その日から父は食欲が落ちて食べ物を残し、翌日にはほとんど食べ物を受け付けませんでした。
食欲が落ちたというだけで救急車を要請するのもたばかられ、ヘルパーをしている姉に連絡をとり、スポーツ飲料とゼリー飲料をあたえ様子見をし、明日も様子が悪いようであったら病院へ行こうと思っていました。しかし、洗濯物をして部屋に戻ってみると、父の呼吸が荒くなりはじめ救急車を要請しました。
しかし、救急車の中で心肺停止となり、病院に緊急搬送されましたがそのまま帰らぬ人となりました。家系的には霊感の強い家系で、姉や弟にはかなり霊感の強い者もいますが、私自身の霊感ムラッ気があるようで、時折金縛りや変な経験がある程度です。
父の様子が少しよくないと一番上の姉に電話した折に、姉は家に父の兄弟が集まる夢を見たから気にしていると言っていましたが、姉はすでに虫の知らせのようなものを感じていたのかもしれません。あれから3年、それ以降はこれといった心霊体験のようなものはありませんが、あの時に見た煙の様な物の正体はわかりませんが、この時にはすでにお迎えが来ていたのかもしれないと思っています

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