本文の文字サイズ

次は必ず

2018/08/13

私が小学校5年生の時に体験した話です。
私は夢を見ていました。
その時は夢を見ていると分からなかったけど、場所は私が通っていた珠算塾の側にある道路でした。
道路といっても、田舎だから車は滅多に通らない場所です。
友達と一緒に帰る約束をしていたので、私は友達を待っていました。
しかし、いくら待っても友達は来ないので、珠算塾に戻りました。
すると、中から出てきたのは友達ではなく、薄汚れた白いノースリーブのワンピースを着けた女の人。
手にはチェーンをもっていました。
女の鬼のような形相に驚いて、私は急いで階段を駆け下りました。
でも、女はすぐに私に追いつき、持っていたチェーンで首を締め始めました。
必死に女の手を振り解こうとしたけど、かなり強い力だったのでなかなか振りほどけない。
意識が遠のきそうになったとき
「○○!早く起きなさい!」
と母の声がしました。
でも、夢は覚めません。
突然夢の中で
3・・・、2・・・、1・・・
とカウントダウンが始まりました。
「0になったら死ぬ!!」
私は直感的にそう思いました。
そして、何とか0になる前に目が覚めました。
首に締められた跡は無かったので、ただの夢だったんだと思いました。
しかし、ほっとした時背後から女の声がしました。
「次は必ず連れて行くからな」

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

人気作品

人気カテゴリ

RSS