ネット上に存在する不思議で怖い話を
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盗聴

2018/09/06

いまから十年以上前の話です。(人物名は仮名です)
俺は、とある地方都市に住んでいた。
そこは沿岸部の都市で、なかなか風光明媚な観光地でもあった。
そこで勤めてた会社に藤本っていう同僚がいた。
そいつは別にカッコワルイってわけじゃないんだけど、女がいるという話は聞かなかった。
というのも、ちょっと性格的にヒキコモリっぽいところがあって、飲み会とかに誘っても
あんましついて来なかったし、残業もせずにいつもまっすぐ家に帰るようなやつだったから。
そんなわけで彼の趣味が「盗聴」だと知ったときは、さすがに俺も納得した。
何度かそいつの家に誘われたことがあったけど、いかにも高そうな無線機やでっかいアンテナ、手錠や警官の制服、怪しげな雑誌とかが部屋中に散乱してたのをいまも鮮明に覚えてる。
いまだったら携帯はデジタル化してるし、コードレスも秘話機能ついてるから無理みたいだけど、当時は何でも入れ食い状態で聞けたんですよ。
実際藤本にいろいろ聞かせてもらったけど、聞いてて確かに面白かった。
女子高生らしい女の子たちがお互いの彼氏のチ○ポの話とかで大いに盛り上がってるし、いい年こいたカップルがお互い幼児言葉で会話してるし・・・。
こいつらほかに聴いてる人がいるなんてこれっぽっちも考えてねぇんだろうな~。バカだよな~
てなことを言いながら藤本とゲラゲラ笑い転げた。
まあいちばんバカなのは自分たちだということがあとになって分かるのだが・・・・。
そんなことがあってからある日、会社の昼休みの時間に藤本が俺のところにやってきて言った。
「なぁ、お前の課に吉沢っていう女の子いるか?」
この一言がすべての発端だった。
吉沢さんはうちの課に新しく入ってきた女の子で、可愛らしくて愛想もよく、いろいろ細かいところにもよく気づく性格のいい明るい子でみんなに好かれてた。
恋人いないのが不思議なほどだ。
みんな彼女の気に入られようと、休み時間にアイスやらお菓子やら買ってきて彼女の歓心を買おうとしていた。
だが俺は不思議とそういったことをする気にはなれなかった。
「吉沢さんか?ホラ、いまあそこでコピーとってるあの子だけど、彼女がどうかしたんか?」
藤本が女のこと話し出すなんて珍しかったんで、やつにもついに好きな女でも出来たのかと考えたら可笑しさがこみ上げてきた。
でもそのとき藤本はそれ以上興味を示さず、
「へぇ~あの子ねぇ」
とつぶやくと遠目でジロジロ彼女を見て、一瞬ニヤッと笑うとすぐに自分の課に戻った。
次の週、昼休みにまた藤本がやってきて
「吉沢さん、今日来てるか?」
と聞いてきた。
彼女はその日も朝早くから元気に出勤していたし、特に体調が悪いようでもなかったのでどうしてそんなことを聞くのか分からなかったが、どうやら彼女のことが気になって仕方がないらしい。
ところが、その次の日にもまた藤本がやってきて同じことを聞く。
しかも少し真顔で。
俺はさすがにちょっとウザくなってきたので、
「なぁ、そんなに彼女が好きなんだったら俺のほうからそれとなく言ってみようか?でもあの子みんな狙ってるからお前には無理かもなw」
と、冗談ぽく言ってみた。
が、藤本は表情を変えずに
「いや、そうじゃないんだ。実を言うと気になることがあるんだ。とにかくここじゃ話せないから今度の週末に俺ん家来てくれよ」
週末、俺は藤本の家にいった。
相変わらず無線機やら雑誌やら散乱してる汚い部屋だった。
だけどその時はそんなことかまってられなかった。
俺は腰を下ろすと同時に彼に話しかけた。
「なぁ、お前吉沢さんと何かあったのか?」
するといままでみたことがないほど真剣な顔で藤本はつぶやいた。
「聞いてしまったんだよ・・・」
彼の話によると、経過はこうだ。
彼はいつものように会社から帰ってすぐに無線機のスイッチを入れ、飯を食いながらダイヤルをいじっていた。
すると、
『トゥルルルルル…トゥルルルル…トゥルルルル…ガチャ…ハイ、吉沢です…』
と聞こえてきた。
コードレスだ。
こんな風に通話のはじめから受信できると相手が名乗るので、運がよければその時点で相手が特定できるという。
聞き続けているとOL同士らしい。
たわいもない話だ。
でもさらに聞き続けていくうちに、話の内容からしてどうもうちの社員らしいことが分かった。
だから俺のところに来て
「吉沢って子いる?」
と聞いてきたわけだ。
彼にしてみれば、うちの社員だと分かってしまえばがぜん興味が増してくるわけで、藤本は次の日からさらに熱心に無線機にかじりついた。
さいわい吉沢さんの声は高音がすごくきれいな特徴的な声だったのですぐ分かったという。
さらに数日後、コードレスの帯域をサーチしてたら再び吉沢さんらしい声をキャッチ。
でも今度の相手は中年男でなにやら真剣な話をしている。
貸出し枠がどうとか期限がどうとか話し込んでいる。
どうやら相手はサラ金らしく、しかも額がすでに数百万にもなっているというのだ。
「まさか!」
俺は藤本をにらんだ。
吉沢さんが借金?そんなはずはない。
経理課でもお金にはいちばんキッチリしてるし、ブランド品だってそんな持ってるわけでもないし、あの吉沢さんがそんな多額の借金を?
「まぁ落ち着け。話はそれだけじゃないんだ」
藤本はさらに話を続けた。
俺はその話を呆然としながら聞いた。
サラ金との話が終わりかけるころ、キャッチホンが入ったらしい。
相手は彼女の兄だ。
兄貴はよほど酔っ払っていたらしくて、話の内容はよく聞き取れなかったが、しきりに金の無心をしていたというのだ。
いや無心というより、半ば脅すような感じだったという。
彼女も彼女でそんなものは断ればいいのに、と藤本はその時思ったんだけど、どうも断りきれない「事情」があるようなはなしぶりだったらしい。
次の晩も、そのまた次の晩も兄貴から吉沢さんに電話があった。
藤本の話では日を追うごとに兄貴の要求がエスカレートし、吉沢さんもいよいよ金の工面が尽きかけてきたというのだ。
「なぁ、お前どう思う?」
藤本が沈鬱な表情で語りかけてきた。
「どう思うもなにも、とにかく彼女から直接話を聞かないことにははじまらんだろ」
「しかしなぁ、俺たちのやってることは『盗聴』だぜ。犯罪じゃん。どのツラ下げて彼女に伝えるんだよ」
そういわれると俺は何も言い返せなかった。
次の日会社にいってみると、吉沢さんはいつもどおり明るく、藤本が聞いたような事情があるとは微塵にも感じられなかった。
本当にあの吉沢さんが兄に毎晩脅され、あげくサラ金に多額の借金をしているのか、どうしても信じることが出来なかった。
彼女の笑顔を見るたびにどうしようもなく心が痛んだ。
そんなこんなで、折から体調を崩しかけていたときに藤本からそんな話を聞かされたものだから、精神的にも少し参ってしまって、少し会社を休むことにした。
そして、会社を休んで三日目の朝、電話がけたたましく鳴った。
「おい、お前か?」
藤本だった。
なにか猛烈にいやな予感がした。
「なんだよ、こんな朝早く」
「よく聞け、吉沢さんが……今朝自殺した。」
吉沢さんはその日の朝、郊外の岬近くの断崖から身を投じたという。
遺書はなかったらしい。
まだ熱があるのにもかかわらず、俺は会社に急いだ。
上司や同僚はすでにみんな来ていた。
女子社員はみんな固まって泣き崩れ、あたりに号泣がこだましていた。
藤本も来ていた。
彼は俺に目配せして非常階段の前に行こうとしたので俺もついていった。
「あれから何かあったのかよ!」
俺は目を真っ赤に泣き腫らして藤本に食いついていた。
「昨日の晩…」
藤本も今にも泣きそうになりながら話し出した。
「また兄貴と話してたんだ。よく聞こえなかったが、でも今度こそは抜き差しならない様子だった。お互い激しく口論したかと思ったら、吉沢さんが突然取り乱して…聞いてられないほど泣き出して……『それだけは……私この町にいられなくなる…兄さんそれだけはやめてください』って何度も言うんだよ。」
藤本はよほど我慢できなかったのか、翌日思い切って彼女にそれとなく聞いてみるつもりだったらしい。
しかしもう遅すぎた……。
吉沢さんの葬儀のとき、俺も藤本も警察から事情を聞かれた。
もちろん本当のことが言えるはずもない。
警察も吉沢さんに借金があったこと以外は突き止められず、結局借金苦の自殺ということで処理された。
社員全員とても信じられない面持ちだったが、それ以上のことは分からないので結局そう信じざるを得なかったのだろう。
俺と藤本はお互いこのことを一生口外しないことを約束した。
そしてしばらくして、俺は東北の支社に半年間出張するよう辞令を受けた。
半年後、長期出張から帰ってきた俺は上司に挨拶を済ませて退社しようとしたときに、ある社員とすれ違った。
「え?」
藤本だった。
一瞬誰だか分からなかったのも無理はない。
驚くほど彼は変わっていた。
ちょっと前までのヲタっぽい面影は微塵もなく、適度に日焼けして髪も伸ばしてすっかり好青年に変身していた。
「実は彼女が出来た」
信じられない言葉が彼の口から飛び出してきた。
少しおとなし目の子で余り笑わないらしいが、そのちょっとすましたところが可愛いんだとノロけやがった。
そんなノロけ話をしていたが、やはり話の合間になるとお互い表情が暗くなった。
何とはなしに自然に吉沢さんのことに話が及んだ。
俺は半年間の出張の間、ある思いにとらわれていた。
それはずっと心の中で引っかかっていたある疑念だった。。
「なぁ、藤本よ。俺ずっと思ってたんだがな、ホラお前が最初に吉沢さんの会話を盗聴したときさ、お前何かおかしいとは思わなかったか?」
「どうしてだ?」
藤本は怪訝な顔つきをしながらも多少興味がありそうな眼差しで俺を見た。
「偶然にしては出来すぎた話だろ。お前がダイヤルをまわした瞬間にちょうど呼び出し音がなったんだ。少しでもタイミングがずれてたらお前は名前を聞き取ることができなかった・・・」
「おいおい、いったい何が言いたいんだ?」
少し藤本の目に狼狽の色が浮かんだ気がした。
「つまりだな。吉沢さんはその……だから…」
俺は肝心なところで口ごもった。
あるいは無意識のうちでその先を言うのを恐れていたのかもしれなかった。
藤本は俺が話し続けようとするのを片手でさえぎった。
そして次の瞬間突然笑い出して意外なことを口走った。
「なぁ、そんなことより今度海に行かないか?」
こいつが海に行きたいだって?
人は変わるものだ、と心底俺は驚いた。
「いや、実はいまの彼女がさ、海に連れてってくれってうるさくってさ。でも俺免許ないじゃん。だからお前に運転してもらおうと思ってさ。」
こういうずうずうしいところは変わってなかった。
でも別に断る理由もなかったのでOKした。
約束の日曜日、藤本が彼女を連れて俺の家にやってきた。
正直言って驚いた。
コイツがなぜこんな子をゲットできたのだろう、と思うほど色白できれいな子だった。
でも彼のいうとおり、あまり笑わない子だった。
といってムスっとしているわけでもない、なにかこう冷たい表情だった。
藤本は何とか彼女を笑わせようと寒いギャグを連発した。
もちろんそんなことで彼女が笑うはずもない。
そんなこんなで三人を乗せた車は市外の丘陵部分に差し掛かろうとしていた。
この山を登りトンネルを抜けて下ると目指す海がある。
藤本のギャグがあまりにも寒いので、俺はカーラジオをつけた。
地方都市の昼間のラジオだ。
はっきりいってつまらない。
そのうちもうすぐトンネルというところまで来た。
藤本は相変わらず。
俺はつまらんラジオを聴いて気を紛らわせていた。
ラジオ番組はプレゼントコーナーになった。
リスナーが送った葉書の中から無作為に一枚選ぶ。
そしてそこに電話をかけ、合い言葉がいえたらおめでとう!5万円ゲットです!といったよくあるパターンの内容だった。
もちろん葉書を選んだ時点では名前は言わない。
一種の抜き打ちだ。
---"では今週の当選者はこの方です。いまからあなたのお宅に電話しますんで合言葉を言ってくださいね"---
---"トルルルルル…トルルルル…"---
そのうち車はトンネルに入った。
---"トルルルルル…トルルルル…"---
「あっ」
俺は何かに打たれたように声を上げた。(ここトンネルだろ?なんでラジオの電波が入ってくるんだ?)
「おい、藤本。藤本ッ」
といったが聞こえていない。
やがて車はトンネルを抜けた。
息詰るほど長く感じた。
---"トルルルルル…トルルルル…"---
まだ呼び出し音が聞こえてくる。
---"トルルルルル…トルルル・・・・・・・ガチャ・・・はい、吉沢です"---
藤本の声が一瞬で静かになった。
俺は心臓を万力で締め付けられるような衝撃を感じてハンドルを取られそうになった。
もうそのときまで聴いていたラジオ番組じゃなかった。
カーラジオからは二人のOLのたわいもない世間話が聞こえてくる。
俺は車を止めた。
後ろを見ると藤本が死人のように真っ青になっている。
多分俺も同じだったろう。
藤本の彼女はキョトンとしていた。
カーラジオのチャンネルを変えてみたけどダメだった。
いや、スイッチを切ってもまだ聴こえてくる…。
「おい・・・・こ、これ、吉沢さんだって」
まさしく吉沢さんの声だった。
俺はもうそれ以上言葉は出せなかった。
やがてカーラジオから吉沢さんと中年男との会話が聞こえてきた。
もう二人とも膝がガクガク震えて汗でびっしょりだった。
ふと藤本の彼女と目が合った。
俺は愕然とした。
あの笑わない子がラジオを聴きながらニタニタ笑っているではないか。
「か、帰るぞッ」
一刻も早く帰りたかった。
とにかくここにいてはやばい気がする。
さっそく今来た道を引き返した。
ラジオからは吉沢さんと兄貴の口論が聞こえてきた。
おそらく自殺前夜のものだろう。
吉沢さんが激しく泣き叫んでいた。
しかし、その泣き叫ぶ声に混じって後ろからゲラゲラ笑う声が聞こえてきた。
背筋をとてつもなく冷たいものが駆け抜けた。
もう何がなんだか分からなかった。
ただひたすら猛スピードで車を走らせた。
どのくらい時間が経ったのか・・・
「おい、この道違うぞ」
震える声で藤本が叫んだ。
道に迷ったのだ。
そんなバカなッ。
迷うはずのない道で・・・。
俺はもう泣きながら、すっかり動転して、それでもハンドルだけはしっかり握っていた。
藤本の彼女はもう手をたたきながら足を踏み鳴らして涙を流さんばかりにゲラゲラ笑っていた。
やがて三人の目の前の視界が急に開けてきた。
目の前には岬が見える。
吉沢さんが身を投げた岬だった。
そのときラジオから急に
「ガシャン!」
と受話器が叩き切られたような音が聞こえた。
その瞬間俺はハンドルを取られた。
目の前に断崖が迫ってくる。
俺は急ブレーキを踏んだ。
目の前が真っ白になった。
気がつくと病院の中だった。
あとで聞いた話だが、どうやら車はスピンして山側の崖にぶつかって止まったらしかった。
俺は長い間気を失っていたが、さいわい腕に軽い傷を負っただけで済んだようだ。
目の前のベッドに藤本がいた。
足を骨折しているようだったが、命に別状はないようだった。
しかし、もはやそこにはあの好青年の面影はなく、変わる前の藤本、いやそれよりももっと老け込んでしまったような彼がいた。
彼は死人そのもののような顔で正面をじっと見つめたままだ。
「彼女は?」
俺はなぜ最初に彼女のことを聞いたのか分からなかった。
少しの沈黙の後、彼はゆっくりと、だが視線はそのままで顔をこちらに向けた。
「ああ・・無事だ」
まるで抑揚のない声で言ったあと、人差し指でこめかみをゆっくりと指差しながら付け加えた。
「でもな・・・狂っている・・・」
俺は大きくかぶりを振った。
そしてなぜか今すぐ彼女の病室に行かなければいけない気がして、俺は立ち上がって部屋を出ようとした。
そのとき、
「待て」
はっとするほど力強い声で藤本が呼び止めた。
俺は藤本のほうを振り向こうとしたが、なぜか振り向くのが怖かった。
「実は…まだお前には話していないことがある……」
藤本はポツリポツリと語り始めた。
藤本の話はこうだった。
「俺は、吉沢さんの葬儀の前日に彼女のアパートにいったんだ。何人か仲間も来ていた。彼女の部屋は、そのなんというか実に彼女らしいというか、きちんと整頓されていて、別にわざわざ俺たちが荷物を整理しに行かなくてもよかった。」
藤本はここまで一気に話していったん大きく息を吸い込んでは吐き出した。
「テーブルの脇に一冊のアルバムがあった。多分死ぬのを覚悟してから見たんだろう。みんな泣いていた。そしてその反対側に電話があったんだ。俺が無線機で聞いたあの悲惨な会話…すべてこの電話で行われていたんだ。そう思うと俺も泣けてきてね。」
「だけど、次の瞬間俺はあることに気がついてめまいがしそうになった…」
俺はたまらず藤本の方を振り向いた。
彼は今まで見たこともないような柔和な表情を浮かべていた。
「彼女の電話…コードレスじゃなかったんだよ。彼女はもちろん携帯も持ってなかったし、だいいち携帯とコードレスは周波数も違う。…じゃあ一体俺は今まで何を聞いていたんだってな…」
俺の疑問は氷解した。
でもまだ胸につっかえるものがひとつ残っている。
気がつくと俺はゆっくり藤本の彼女の病室に向かっていた。
その先に何か答えがあると思った。
彼女はそこにいた。
ベッドにちょこんと腰掛けて、片手で受話器を持つまねをして楽しそうに壁に向かってしゃべっている。
俺は彼女に近づいてうしろかっらそっと抱きしめた。
もうその時は彼女が吉沢さんだと確信していた。
彼女の声が吉沢さんの声になった気がした。
俺は泣きじゃくりながら、胸の最後のつっかえが消えていくのを感じた。
俺は吉沢さんを愛していたことに気づいた。
俺はしばらく意識を失っていた。
そして気づいたとき彼女はいなかった。
それ以降誰も彼女を見た者はいない。

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