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怖すぎるベートーベンの肖像画の事件

2018/07/19

小学6年生の頃に体験した、恐怖すぎる体験になります。
音楽室のベートーベンの肖像画の恐怖事件を経験しました。私は女性なのですが、小学6年にもなると女子同士のグループ形成が
され、派閥っぽい感じもできてきます。
他の学校は分かりませんが、私の学年ではそういう傾向が強かったのです。そんななか、6年生の2学期になったころ、小学校の音楽室が
クラスの女子の同じグループの子同士のたまり場になっていた時期がありました。ベートーベンの肖像画が、女子同士のたまり場として使っているとき限定で、
ふとした拍子に、必ず斜めになるのです。
額縁に入っているわけではないのに、斜めになるのでかなり怖い思いをしました。毎度、お決まりのパターンで、注目しているときにはベートーベンの肖像画は、
斜めにはなりません。必ず、見ていないときに意表を突くかのようなタイミングで、
この件をみんなが忘れているときや、意識していないときに、動きます。額縁には入っていないので、外れやすくなっていたりするというようなことは、
ないはずです。にも関わらず、動くというのがかなり不気味で鳥肌ものでした。
額縁であれば、画鋲を挿している壁が、画鋲の穴だらけとかでゆるくなってきている
から外れやすくなっているということもあるので、さほど怖くはなりません。
額縁に入っていないのに、外れるというのがとても怖かったのです。一番恐怖だったのは、難聴の子の悪口をしている子がいたときに、その子が
悪口をしている真っ最中に、ベートーベンの肖像画が一瞬、どす黒くなったことです。
私のほかに、ベートーベンの肖像画の方向を見ていたのは、他にもう一人いました。
後で、たまり場の解散をした後に、一緒に同じ方向を見ていて、肖像画を見ていて
顔色の変わった子に、その件を聞いたら、私と同じ感想を漏らしていたので、
本当に怖かったです。
私の見間違いではなかったということになるからです。グループのリーダー格の女子が、肖像画がどうなっているのかを見るために、
机に上って裏面を見ました。みんなで騒ぎながら見ていましたが、ただセロハンテープ
を数センチカットしたものを一周巻いて、両面テープのようにして貼ってありました。違う新しいセロハンテープで固定しても、たまり場として活用しているときは、
必ずうまくつきませんでした。
なので、そのまま適当にうまく貼りついてない状態ですが、かろうじて貼り付いている
という微妙な感じで、逃げるように退散していました。なのに、音楽の授業で音楽室を使っていると、いつのまにか水平にきちんと
ベートーベンの肖像画がかかってあります。
印刷された肖像画とはいっても、怨念のようなものを感じずにはいられずに、かなりの
恐怖を味わったのを覚えています。ベートーベンの、音楽室で騒ぐな!煩い!という怒りだったのでしょうか・・。
ベートーベンは難聴でしたが、同じグループの女子が、難聴気味の子の悪口を言っていた
のが祟ったような気がしてならない事件でした。

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