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心霊写真 中学校のキャンプで撮った写真に兵隊さんが写っていました

2018/06/28

あれは私がまだ、中学生の頃の話です。
だから、もう40年以上前の話ですが、今でも目にしっかり焼き付いている心霊写真が一枚あります。
「世の中には説明手の付かないことがある」という事を教えてくれた写真です。
中学一年生の夏休み、淡路島の南端の「吹上の浜」というところへ、学年全員でキャンプへ出かけました。
毎年恒例の学校行事でした。
砂浜にテントを張って、キャンプファイアーや飯盒炊爨でカレーを作ったりする、よくあるパターンの野外活動でした。
ただ、中日にはオプショナルツアーのようなものがあり、「海岸で泳ぐグループ」や、「近くにある全没者の博物館を見学するグループ」などに分かれて。
活動もしました。
そして夜にはお決まりの「肝試し大会」です。
その浜は、戦時中、沖で学童疎開か何か戦闘員とは関係のない人たちの乗った船が攻撃され、珍簿説して多くの犠牲者が出たことがある所だと教えられ、先生も本当かどうかは分からないけれども、肝試しの前に本当に人魂のようなものを見たと話していました。
こちらとしては、みんなを怖がらせるための話だと思って、少しさめながらも、女の子と暗い道を二人きりで歩ける楽しさを感じて帰ってきました。
ところが問題は、その後、学校に戻ってからおこりました。
野外活動などの後には、写真屋さんが撮ったスナップ写真をすべて張り出して、各自で「買いたい写真」を選んで、封筒に番号を書き、お金を入れて教師に渡すシステムになっていました。
ところが、テントごとのグループの写真の一枚に、どうしても理解できないような、不可思議な写真が混じっていたのです。
それは、テントの前でしゃがんでいるグループの写真でした。
そしてその写真には、みんなの後ろの松林の中に、どう見ても「兵隊」としか思えない顔が写っていたのです。
その写真は、みんなの中で騒動になりかけた時に先生達によってはずされ、そのグループに入っていて、写真を希望して購入したい生徒だけに配布されました。
ちょうどそのグループに友達がいて、その写真を買ったというので見せてもらいました。
すると、やはりどう見ても後ろの松林の枝の間に「兵隊が被る布の帽子をかぶった、男の人の顔」がはっきりと写っていました。
松の枝と陰の具合でできた偶然の造形には、決して見えないほどのリアルさだったことを今でも覚えています。
「不思議な事」に対してはまだとにかく大騒ぎするだけで終わってしまうような年代でしたが、その写真の事だけは今でもしっかり覚えており、「世の中には、やはり説明のつかないことが何かある」という事を、今でも思わせられる写真でした。

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