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得体の知れない仕事

2018/06/23

当時、高校生だった俺は職場を転々としてて一向に仕事が長続きしなくてさ。
丁度その頃に俺の友人はガソリンスタンドで働いていて、月給も十万ちょっと貰っていた。
友人の職場関係も有って、バイクでガソリンを入れついでに良く友人を冷やかしに行ったよ
そうこうしてる内に、高給の仕事情報を電信柱に見たんだ。
でもまぁやっぱり電信柱の張り紙何て信用出来るのか?とか試行錯誤した結果やって損はないだろうと今よりはましかな?などと考えて、結局事務所に行く事にした
すると、受付の事務員さんがすっげぇ可愛い。
こりゃ当たりかな?と思い手続きを済ませ、仕事の内容から方針まで大体を聴いたのだが仕事の目的がこれっぽっちも把握出来ない
意味の分らない仕事の内容を悠然と話し続ける事務員。
ただ言われた事をやれば良いと言われ仕事に付く。
最初は近所の○○川の橋を三回往復するだの、全然知らない土地の楠木でタバコを一服して戻って来てくれだの
一週間位立とうとした頃に、給料が。
27万いくらかを封筒で・・・。
あれから気味が悪いので、仕事をすぐに辞めその後はどうなったかは知りませんが本当に得体の知れない仕事が実在する事を身を持って痛感しました。

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