夢の記憶と夢日記
2018/05/30
足の指をちぎる夢を見た。
おとといの夜から昨日の朝にかけて。夢の中でも自分の部屋にいて、ぼーっと座ってるだけなんだが急にぶちぶち自分で自分の足の指をもぎ始める夢。
何を思ってそんなことしてたのかわからんが、関節のあたりから面白いくらい簡単にちぎれるのよ。
痛みもない。
で、両足とも三本ずつくらい指がなくなっちゃってから、ああーやっちゃったーって後悔した。
でもそれと同時に、まいっかーこれ多分夢だしな、とか考えてた。
痛くないし。
でも何か、妙に意識がはっきりしてるっていうか、部屋の風景もやたら鮮明で、あ、やばいこれ夢じゃないかも、ってだんだん焦り始めた。
やばいどうしよう俺もう歩けねーじゃんみたいな。
相当焦ってたんだけどまあ、結局そのまま目が覚めたわけね。
すぐ足の指確認してかなりほっとした。
すごい汗かいてた。
で、夢のことをメモすることにした。
夢日記ってやつ。
別に普段から付けてるわけじゃないんだけど、変な夢だったしこんだけ鮮明にいろいろ覚えてるのも珍しかったから。
時間経つと忘れそうだし。
近くにあったルーズリーフにできるだけ細かく箇条書きしてみた。
ちぎった指がどの指かまではっきり覚えてたから書いた。
半分寝惚けたままで書き終わって、まだ朝早かったからそのまま二度寝。
昨日はその後友達と遊ぶ約束があって、昼から夕方までカラオケに行った。
まあ飲み食いしながらひたすら歌って騒いで、そろそろ帰るかーって空気の時に、ふと夢のことを思い出したのね。
それで誰かに話してみようかと思って、何の気なしに
「俺さー自分の足の指ちぎる夢みた」
って言ってみた。
そしたらマイク持ってた友達が急に
「俺も!」
って。
一瞬ぞっとして、え、まじで?って聞き返した。
そしたらそいつが
「まじまじ、俺も家が燃える夢見た!」
って。
は?って思った。
全然関係ないじゃん、何言ってんだって。
そう聞いたら、そいつも変な顔した。
「え?お前今家が燃える夢見たって言わなかった?」
「いや言ってないよ」
そいつ以外の奴らは俺が言ったこと聞こえてなかったみたいで、なになにどうした何の話ー?状態。
俺は、そいつが聞き間違えたかなんかだと思って納得してめんどくさくなったから適当にその話は流して、そのままお開き。
念のため言っとくけど、俺が見たのは足の指の夢で家が燃える夢なんて一瞬も見てない。
夕方うちに帰って夕飯食べてから、メモのことを思い出した。
部屋に戻ってそのルーズリーフ見てみたんだが、寝惚けて書いたから書いたときの記憶はほとんど無いし、ぎりぎり読める汚い字だった。
それを最後まで読んで、背筋が冷えた。
メモもう捨てちゃったからうろ覚えだけど、こんな風に書いてあった。
・足の指をちぎる・部屋・右 人さし指、中指、こゆび・左 おやゆび、人さし指、こゆび・いたくない・火事
読んですぐぐしゃぐしゃに丸めて部屋のごみ箱に捨てたけど気持ち悪くて、拾って近くのコンビニまで走って捨てに行った。