峠道
2019/02/13
私の田舎には走り屋が集まる峠道があり、私もよく行っていました。ある夏の終わり、週末の夜に友達と一緒にその峠に出かけようということになりました。行ってみると週末なのにぜんぜん人がいませんでした。いつもならたくさんいる走り屋もギャラリーもいなくて、峠道はいつにも増して暗い…
2019/02/13
私の田舎には走り屋が集まる峠道があり、私もよく行っていました。ある夏の終わり、週末の夜に友達と一緒にその峠に出かけようということになりました。行ってみると週末なのにぜんぜん人がいませんでした。いつもならたくさんいる走り屋もギャラリーもいなくて、峠道はいつにも増して暗い…
2019/02/12
とある海沿いの田舎に青年がダイビングをしに来ていた地元の人からは「禁泳区域」には絶対入るんじゃないぞと妙に固く言われたそれが気になって、なんか危険なのかなーと見てみると、別に高波がくるわけでもなくちょっと沖に出てるだけでそう危険には見えないかえって気持ちよさそうな…
2019/02/11
関連話:影のない女O県N市・・・まぁ俺の地元なのだが、ここにはいわくつきの祭りというものがある。Y川下流域の河原で毎年夏の終わりに行われているT祭りというもので、元々は、大昔にY川が干上がった際に人柱にされた二人の兄妹への鎮魂とためのお祭りだったそうだ。「妹は妊娠し…
2019/02/11
その日のジョギングは夜の12時頃だったと記憶してる。街灯は所々あるが、中途半端な田舎のため夜は暗い場所が多い。少し大きめの用水路と並行している小道をゆっくりとジョギングをしていた俺は、数十メートル先に人の気配を感じた。街灯の無い暗がりのため顔の判別は出来なかったが、…
2019/02/09
俺は昔、父の都合で田舎の実家に住んでいた。小学校低学年だった俺は休日昼間はよく一人で留守番していた。二階で本を呼んで、夕方にパートから帰ってくる母を待つのが日課だった。ある日、二階に居ると玄関から物音がしたような気がした。俺は耳がよかったから、玄関をゆくりと静かに閉…
2019/02/08
トンネルパニック違和感奇妙恐怖事故自殺田舎入院悲鳴病気不思議布団聞いた話霊感お札小学生不気味葬式危険天井実験目撃坊さんエレベーター
私は山奥の田舎に住んでいますが、私が子供の頃の話です。小学生も低学年の頃は親と一緒に寝るのが当たり前ですが、高学年になってくるとやはり自分の部屋が欲しくなり、兄と姉のように自分の部屋が欲しいと、ある日母にねだりました。その頃ちょうど2階の角部屋が開いていたので、…
2019/02/07
知人の女性から聞いた話。A子さんは今から30年前に、米国の高校へ留学していたらしい。ある日、学校主催の小さなパーティに出た時の事、青年が後ろから駆け寄って、入口のドアをサッと開けてくれた。初めて経験したエレガントなレディファースト、しかも相手がハンサムな青年だったの…
2019/02/05
都会の人には馴染みが無いかもしれないが僕の実家周辺にはよくネコムシが出没した。体長最大で4~5cm。茶色のしましまのカラーリング、毛深く異常にパンプアップした後ろ足、長い触覚、脅威の身体能力。大体アレは昆虫なのか?何で羽が無いんだ?しかも何で肉食なんだ?家の犬の…
2019/02/05
中2の夏だった。そのとき俺は、ちょっとした徳島の田舎の学校に通ってた。この時期って言ったら、中学校生活でも一番暇な時期だった。クラブは一応柔道をしてたんだけど、部員が全員中2で、数も5人しかいなかった。その上顧問もかなりいいかげんで、夏休みなんて初めの五日ぐらい簡…
2019/02/04
俺のばあちゃんの家はかなりの田舎にある。というか、島。家から港まで車で6時間、そこから船で2時間かけないと行けない。それでも、小学生のときとかは楽しみだった。今ではただ遠いとしか感じなくなってしまったけど、夏と冬、1年に2回は行く。向こうには、2つ年上のイトコの姉…
2019/02/04
今は昔。頃は春。まだ幼稚園に上がる前、初めて田舎へ一人旅をした時の事。私の田舎は千葉県蓮沼村、九十九里浜の真ん中辺りだ。今夜到着する母の為に、祖父ちゃんと裏山へ山菜取りに行く事にした。子供用の背負いカゴにケモノ除けの鈴を祖母ちゃんに付けてもらう。それは“すず”と…
2019/02/04
コンビニドライブパニック怨念学校恐怖金縛り事故心霊深夜神社人形洗面所足音体験田舎電話入院病院不思議布団予感霊感お札ライブメール鳥肌不自然アパートファミレス後悔
広島県F市某町、地元の人間なら誰もが知る有名なスポットがある。「お札の家」と呼ばれたその場所には、名前通り無数のお札が貼られた家がある。他の噂ばかりのスポットとは違い、ソコを訪れた大学の友人はほぼ全員が不思議な体験をしたという。普段霊感のない人にも見えるらしい。友人…
2019/02/03
中学1~2年頃の実体験。その頃俺は北海道の海沿いの田舎に住んでました。その町にはちょっと小高い場所に「小高神社」って呼ばれてる小さな公園があって、何故か真っ黒な石碑と二宮金次郎像がポツンと置いてあるんです。それだけでも何か薄気味悪いのに、さらに裏道で人がほとんど通らない…