「仏壇」一覧 (185件)|3ページ

おぶってきたご先祖

2019/09/08

ある女性歌手が子ども時代の、実家だか爺婆ちゃんの田舎だかでのお盆の話。地方なので、家々のまわりの畑や田んぼの中に、先祖代々の墓があるような土地。そこのお盆の風習で、集まった親戚の中で1番年少者が、夜、提灯を持って一族の墓の前に行き、墓石に背を向けてしゃがみ、ご先祖の霊を『おん…

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仏間をリフォーム

2019/08/28

私の開かずの間体験談。私の家は工務店を営んでおり、主にリフォームを中心に仕事をしています。その為、何件か曰く付きの案件に出会ったのですが、その内の一件に、開かずの間を持つ案件がありました。その案件は、「築50年超の大きな民家の仏間をリフォームして欲しい」とゆうもので、付き合…

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悩みがあるので聞いてほしい

2019/08/21

母親がまだ独身の頃、職場に陰気な女子社員がいたそうで。なぜかあまり仲は良くなかったんだけど、その女子社員の方はウチの母にだけはいつも「悩みがあるので聞いてほしい」としつこかったんだそうな。彼女は893の愛人とかいう噂があり、悩みというのはその893と別れたいという事だったらし…

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人を切った刀があるって言うのよ

2019/08/19

ある日、学校から家に帰ると母が探し物をしていた。なんだか切羽詰った様子。声を掛けてみると不思議な話をする。「今日来た人がねぇ、うちに人を切った刀があるって言うのよ。よくないって言うんでね」その日は近所の親戚の家にイタコ関係?の人が遊びに来ていて、どうも気になるからとウチに寄…

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仏壇の後ろに扉

2019/08/19

父方実家が九州の山の奥です。お墓を移すことになったので、ついでに母屋もつぶす話が決まりました。叔母から、「昔の本やマンガ(といっても昭和初期ですが)があるから、欲しかったら壊す前に取りにおいで」と言われて、こないだの連休に車で行きました。父も叔母に呼ばれて同行しました。「…

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もんじょこき

2019/08/11

小学生だった時の話です。実家は秋田。田舎なんで家も庭も広いんですよ。庭には御稲荷さんの祠があります。ある日、俺が寝ていると夜中にむっくり起きて廊下をぴょんぴょん跳ねる、奇声をあげる。親と祖父母が何事かと思って起きてきて、親父が俺を取り押さえたら、ぱったり居間で寝たそうで…

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凶器

2019/08/01

近ごろの警察はなにやってるんだろうね。血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。小さな町だ…

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父親の弟が9歳くらいで死んでるのね

2019/07/24

小学4年生の秋であたしと姉がまだ小さい頃、長野県の本家に泊まりに行った時の話。父親の弟が9歳くらいで死んでるのね。昼間、お仏壇に飾られた少年の写真が、生きていたらおじさんに当たる人だと聞いて、不思議な感じでお線香たてて手を合わしたわ。その夜、本家の座敷で眠っていると、何だか…

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祖父さんとよく物探しをしていた

2019/07/24

俺は昔、かなり古い家に住んでいた。まぁ13歳ぐらいで、祖父さんとよく物探しをしていたのは今も覚えてる。それで7月の夏休み初日、友人8人ほど俺の家に遊びに来た。それはバラエティ豊かで、黒人とか天然パーマとか霊感が強いやつとか、いっぱい集まったわけだ。理由は、俺の家は東から西…

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おともだち

2019/07/15

今度結婚式をあげることになったため、実家に戻ってメモリアルビデオ用の写真を見つくろっていた時、母が幼稚園の頃の私の写真を見ながら、ぽつりぽつりと話してくれました。幼少期の私は本当に手がかからない子で、というのも、病的なまでによく眠る子で、両親の経営する店の二階で、ずー…

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祈願

2019/07/12

先日、曾祖父の七回忌があった時に、祖父から聞いた話です。もしかしたら、よくある戦時中の話かもしれません。第二次世界大戦が終戦する1年ほど前の話です。代々うちの家は神主の家系で、免許みたいなのが出来るずっと前から神主を営んでたそうです。平安時代の神祇官(?)ぐらいまでさか…

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一人で留守番

2019/07/11

私の祖父は保護司をしていたんだ。その為、祖父のお世話になった人達が保護者などを伴って、時々挨拶に訪れる事もあった。私が中学生の時、祖父が亡くなった。祖父が亡くなってからしばらくしたある日、私が家で一人で留守番をしていた時、高校生くらいの男の子が二人、家にやって来た。一…

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よいもの

2019/07/08

小学校高学年の夏休み。祖父母の元へ一週間ほど泊まりで帰省していた時の話。山奥の村落、20軒ほどが身を寄せ合うところで、村には私のような子供は一人も居なかった。住人はほとんどが高齢者ばかりのようで、過疎という言葉が当てはまる場所。かといって暗い雰囲気は無く、小さな訪問…

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