おぶってきたご先祖
2019/09/08
ある女性歌手が子ども時代の、実家だか爺婆ちゃんの田舎だかでのお盆の話。地方なので、家々のまわりの畑や田んぼの中に、先祖代々の墓があるような土地。そこのお盆の風習で、集まった親戚の中で1番年少者が、夜、提灯を持って一族の墓の前に行き、墓石に背を向けてしゃがみ、ご先祖の霊を『おん…
2019/09/08
ある女性歌手が子ども時代の、実家だか爺婆ちゃんの田舎だかでのお盆の話。地方なので、家々のまわりの畑や田んぼの中に、先祖代々の墓があるような土地。そこのお盆の風習で、集まった親戚の中で1番年少者が、夜、提灯を持って一族の墓の前に行き、墓石に背を向けてしゃがみ、ご先祖の霊を『おん…
2019/08/28
開かずの間階段体験髪の毛仏壇予感仏間リフォーム工事坊さん悪夢
私の開かずの間体験談。私の家は工務店を営んでおり、主にリフォームを中心に仕事をしています。その為、何件か曰く付きの案件に出会ったのですが、その内の一件に、開かずの間を持つ案件がありました。その案件は、「築50年超の大きな民家の仏間をリフォームして欲しい」とゆうもので、付き合…
2019/08/21
母親がまだ独身の頃、職場に陰気な女子社員がいたそうで。なぜかあまり仲は良くなかったんだけど、その女子社員の方はウチの母にだけはいつも「悩みがあるので聞いてほしい」としつこかったんだそうな。彼女は893の愛人とかいう噂があり、悩みというのはその893と別れたいという事だったらし…
2019/08/19
ある日、学校から家に帰ると母が探し物をしていた。なんだか切羽詰った様子。声を掛けてみると不思議な話をする。「今日来た人がねぇ、うちに人を切った刀があるって言うのよ。よくないって言うんでね」その日は近所の親戚の家にイタコ関係?の人が遊びに来ていて、どうも気になるからとウチに寄…
2019/08/19
父方実家が九州の山の奥です。お墓を移すことになったので、ついでに母屋もつぶす話が決まりました。叔母から、「昔の本やマンガ(といっても昭和初期ですが)があるから、欲しかったら壊す前に取りにおいで」と言われて、こないだの連休に車で行きました。父も叔母に呼ばれて同行しました。「…
2019/08/11
小学生だった時の話です。実家は秋田。田舎なんで家も庭も広いんですよ。庭には御稲荷さんの祠があります。ある日、俺が寝ていると夜中にむっくり起きて廊下をぴょんぴょん跳ねる、奇声をあげる。親と祖父母が何事かと思って起きてきて、親父が俺を取り押さえたら、ぱったり居間で寝たそうで…
2019/08/01
近ごろの警察はなにやってるんだろうね。血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。小さな町だ…
2019/07/24
小学4年生の秋であたしと姉がまだ小さい頃、長野県の本家に泊まりに行った時の話。父親の弟が9歳くらいで死んでるのね。昼間、お仏壇に飾られた少年の写真が、生きていたらおじさんに当たる人だと聞いて、不思議な感じでお線香たてて手を合わしたわ。その夜、本家の座敷で眠っていると、何だか…
2019/07/24
俺は昔、かなり古い家に住んでいた。まぁ13歳ぐらいで、祖父さんとよく物探しをしていたのは今も覚えてる。それで7月の夏休み初日、友人8人ほど俺の家に遊びに来た。それはバラエティ豊かで、黒人とか天然パーマとか霊感が強いやつとか、いっぱい集まったわけだ。理由は、俺の家は東から西…
2019/07/15
オカルトビデオ学校警察結婚式行方不明事故写真電話仏壇墓参り誘拐祖母幼稚園
今度結婚式をあげることになったため、実家に戻ってメモリアルビデオ用の写真を見つくろっていた時、母が幼稚園の頃の私の写真を見ながら、ぽつりぽつりと話してくれました。幼少期の私は本当に手がかからない子で、というのも、病的なまでによく眠る子で、両親の経営する店の二階で、ずー…
2019/07/12
先日、曾祖父の七回忌があった時に、祖父から聞いた話です。もしかしたら、よくある戦時中の話かもしれません。第二次世界大戦が終戦する1年ほど前の話です。代々うちの家は神主の家系で、免許みたいなのが出来るずっと前から神主を営んでたそうです。平安時代の神祇官(?)ぐらいまでさか…
2019/07/11
私の祖父は保護司をしていたんだ。その為、祖父のお世話になった人達が保護者などを伴って、時々挨拶に訪れる事もあった。私が中学生の時、祖父が亡くなった。祖父が亡くなってからしばらくしたある日、私が家で一人で留守番をしていた時、高校生くらいの男の子が二人、家にやって来た。一…
2019/07/08
小学校高学年の夏休み。祖父母の元へ一週間ほど泊まりで帰省していた時の話。山奥の村落、20軒ほどが身を寄せ合うところで、村には私のような子供は一人も居なかった。住人はほとんどが高齢者ばかりのようで、過疎という言葉が当てはまる場所。かといって暗い雰囲気は無く、小さな訪問…