リアガラス
2018/08/26
1年前の夏の話です。
残業続きで、毎日帰りが深夜になっていた。
その日は2時過ぎになってしまい、車で眠い目をこすりながら帰宅していると、『ぞわぁぞわぁ』と、鳥肌がたちました。
ふと、前の方を見ると、子供が2人手を繋いで歩いています。
深夜ですし、嫌な感触を感じてたので、スピードを上げて走り抜け、振りかえらかったのですがなぜか、『にやっ』って笑った感じがしました。
次の日から、ドアや窓の隙間から、視線を感じるようになりました。
きっちり締めたはずなのに、視線を感じて振り向くと1.2cmドアや窓が開いてる
そんな日が、2日程続きました
2日の晩、また残業で遅くなり、この間と同じ時間帯に帰宅しました。
車で走行中、リアガラスを『コンコン』と叩く音がするのです。
もう、怖くて怖くてしょうがありません
でもこのままでもいられない。
勇気をだしてバックミラーを見ました。
何も写ってません。暗闇だけです。
『ふぅぅぅぅ』と息を吐き、振り返ると手のひらが、4つリアガラスにペタッと張り付いてました。
気がつくと、病院のベットでした。
僕は、事故ってました。
両親にその話をしたら、普通に信じてる様子なので『なんで信じられるの?』と、尋ねると車のリアガラスが綺麗に、手のひら型に割れていたそうです。
警察も、凄くびっくりしてたそうです。