「行方不明」一覧 (201件)|13ページ

泥団子

2018/12/17

5年ぐらい前の話です。私の仲の良かった友達(Aとします)が、引っ越をしました。私も引越しの荷物運びを手伝うため、Aの新居に行ったんです。出発したのがお昼過ぎで、荷物が多かったこともあり運び終わった頃はもう、午後8時半を過ぎていました。取り合えず近所のコンビニでご飯…

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煙草

2018/12/15

友人M宅にて怖い話で盛り上がった時のこと。そのMの部屋は霊的な気持ち悪さが漂う部屋なんだ。上手く言い表せないのだが吸い込まれるという感じの場所。怖い話で盛り上がり、灰皿に溜った煙草の吸い殻をゴミ箱に捨てようとした時。私とMは「何かがおかしい」と、ほぼ二人同時に顔を…

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奇妙な死に方

2018/12/14

中学時代に国語の先生から聞いた話。男性が4人連れで旅行に行ったまま行方不明になったそうです。警察がどこを探しても見つからない。で、灯台下暗しというか、その4人は宿泊先の部屋で死体となって見つかったそうです。問題なのは、その死に方。4人とも部屋の出入り口を目指した格好で…

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障子の破れ目

2018/12/11

行方不明者はいません。誰か死んだわけでもないです。錯覚だったのかもしれません。ただあれ以来夜はあまり出歩かないようにしています。夜はカーテンの隙間を直視できません。夜はドアをあけられません。中学生の頃、反抗期真っ盛りで夜に家を出て友達とこっそりタバコをすったり…

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友達

2018/12/09

俺が小学生だったときの話。俺の住んでた町は広いけど、その分人の密度が少ない過疎った街だった。で小学校が町の中心にあって、学校が少ないからあっちこっちの地区から子供が通ってた。まだ変質者がどうの、防犯ベルがどうの、って頃じゃなかったからみんな友達2、3人で下校してた。…

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顔を両手で覆う人々

2018/12/06

人ごみにまぎれて妙なものが見えることに気付いたのは去年の暮れからだ。顔を両手で覆っている人間である。ちょうど赤ん坊をあやすときの格好だ。駅の雑踏の様に絶えず人が動いている中で、立ち止まって顔を隠す彼らは妙に周りからういている。人ごみの中でちらりと見かけるだけでそっ…

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村中の井戸

2018/12/05

幽霊話とはちょっと違うし、そんな怖くないかもしれんけど…一時ヒキだった俺を心配して、叔父が仕事を紹介してくれた。父方の田舎の土建関係の仕事で、叔父の家に住んでも良いし、寮に入ってもいいから体一つでこいと言われて、貯金も底をついていた俺はいそいそと行った。肉体労働で…

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シロタビ

2018/12/04

従姉妹の家で起きた話です。従姉妹(仮に桂子さんとします)の家では、タビーという名前の犬を飼っていました。わたしも何度か撫でてやった事があります。秋田犬っぽい雑種で、人懐こく愛想のいい可愛い犬でした。全身薄茶色なのですが、なぜか後ろ足2本だけ、靴下を履いたように足先だけが…

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呪いのラジオ局

2018/12/04

昔、俺の中学で自作ラジオが流行った時期があった。俺はラジオなんて全然聴かないけど、みんながラジオの話ばっかしてて置いてきぼりにされるのも嫌だから、そういうのが得意な友達に手伝ってもらいながら作った。結局それほどラジオは聴かなかったんだけど、いつだか適当に周波数変えて…

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お堀の防空壕

2018/12/04

子供の頃のある夏の話。僕の実家ってのが、戦時中は軍需工場のあったところで、何度か空襲に見舞われた町なんです。だから古い建物とかまるでなくて、のっぺりしてつまらないとこなんだけど、まぁそういう空襲の過去があったせいか、心霊スポットというか「出る」って言われてるところが結構…

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土地買収の手伝い

2018/12/04

前に働いてた会社での話。会社を移転する計画が出て、候補地の土地買収の手伝いをさせられた。用地の大半はスムーズに取得出来たが、一区画だけボロボロの廃屋が建ってる土地があった。金貸しとかから抵当付けられまくってる面倒な土地なんだろうな~と思って、登記簿を見てみたら、ま…

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行方不明の同級生

2018/11/25

ひとりで青森へ出張に行ったときのことだ。出張先は青森市郊外のさびれた一角にある小さな家電販売店で、夜、打合せが終わったあと、店のオヤジと、近所のうらぶれた居酒屋で飲んで別れた。かなり寒い夜で、俺は震えながら市内のビジネスホテルにむかって、さびれた街路を歩いていた。上…

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首狩り峠

2018/11/23

自慢じゃないが私は憑かれやすい。霊感なんかは殆どないので自覚症状がなくて恐ろしい子供の頃はよく行方不明になって次の日に田んぼの真ん中でケタケタ笑ってるのを発見されたとかしょっちゅうでした。今でも体調悪かったり気ぃ抜くと寄って来ます。そんな感じの話。鳴門の方に用事が…

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