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存在を確信した話

2019/01/13

俺が幽霊の存在を確信した話を一つ。
(初めてこういう文章書くので、そこらへんは勘弁)
後期中間テストを控えた3週間ほど前
母親が死体の第一発見者になった
家の近くのどぶ川で沈んでいるのを発見したらしい。
その時母親は仕事場へ向かう途中だったため
近所の人に警察に連絡してしまい
自分は職場へと向かったらしく
なぜそこで死んだのかなど、一切の情報は知らなかったそうだ。
それから三週間がたち
俺は中間テストの真っ最中
成績がやばい事もあって遅くまで起きていたのだが
たいして勉強する気にならない。
ほとんど諦めの境地で寝る事にした。
そしてPCの電気を切り(ついたままだったかも)
明日に備えようと目を閉じた。
それからすぐの事だった。
部屋の中で足音がする。
部屋は離れで、そんなに広くなかったのだが
小走りでさっと近づいてくるような感じだった。
うわ~きちゃったよ~みたいな感じになったが
意外と冷静に物事を考えられたと思う。
霊の方はと言うと冷静にたってる感じ。
不思議と嫌な感じはしなかった。
そして次の日の夜。
昨日の事を気にはしていたが、
それほど心配だとかはなかった。
しかし昨日のように電気を切り、
目を閉じてしばらくすると
離れの外で足音が聞こえる。
母屋と離れとの間は2メートルくらいしかなく
ほとんど繋がってるくらいなので、
他人が入りこむって事は考えられない。
その時も幽霊だとわかりながらも、半信半疑みたいな、
微妙な感情でいた。
しかしそれからも足音は聞こえ、
しまいには隣の物置の扉を開け閉めする音まで聞こえる。
ここまでくると猫だとかの動物だという考えは消さざるを得ない。
その日も不思議な気持ちのまま床についた。
次の日、遂に俺は母親にその話をうちあけてみた。
母親はそういう話を結構信じるたちで、
真剣に聞いてくれた。
母親自身、あの死体の事も頭にあったのだろう。
そして話した結果、母親の知り合いに電話することにした。
その人は、以前にも姉の守護霊を見たりしてくれた人で、
俺自身、その人には本当に見えてるんだなぁと感心した覚えがある人だ。
その人に電話をかけ、一部始終を話してみた。
すると40代くらいの身なりのきれいな男性が見えると言う。
俺と母親は驚いた。
なんていうか、テレビにでてくる霊能力者みたいに
何か聞いたりだとか、何か考えたりとかするのではなく
ぱっとその霊を言い当てたのだ。
続いてその人は、
「最近周りの人が亡くなった覚えはない?」
と聞いてきた
俺も母親も先日発見した男性に気が行っている。
母親が死体を発見した事を告げると
その人が霊の特徴みたいなのを教えてくれた。
するとその死体の状態にぴったりで、
俺は間違いないなと確信した。
その霊能力者の人が言うには、
母親がその後の事を何も知れなくて気になっていたので
霊の人がうちにきてしまったのではないかという。
たしかに母親もずっと気になってはいたそうだ。
とにかくその亡くなった人のその後を聞いてみた方がいいといわれたので、
警察に電話したり、通報してもらった近所の人に聞いてみた。
とりあえず葬儀などは
ちゃんと行なわれていると言う事を聞いて安心した。
悪い霊ではないようなので、御祓いなどにはいかず
盛り塩をしておけば大丈夫だといわれた。
実際盛り塩をしてからは、霊現象もなくなりました。
まぁそれだけの話なんですが、
今まで半信半疑だった存在が、実際いる事がわかって
なんかすっきりした感じです。

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