死者だらけ
2018/06/22
雨降りの夕方。俺は家に帰ったんだ。そしたら母ちゃんがばたばたと仕度している。「あんた何やってたのっ叔父さんが亡くなったのよ。早くしなさい」という。え?どこの叔父さんだと思いながら、とりあえず用意しようとしたら電話が鳴った。「はい。もしもし」背後では一人何事か呟きなが…
ネット上に存在する不思議で怖い話を
読みやすく編集・修正してまとめました
2018/06/22
雨降りの夕方。俺は家に帰ったんだ。そしたら母ちゃんがばたばたと仕度している。「あんた何やってたのっ叔父さんが亡くなったのよ。早くしなさい」という。え?どこの叔父さんだと思いながら、とりあえず用意しようとしたら電話が鳴った。「はい。もしもし」背後では一人何事か呟きなが…
2018/06/21
私達は毎年、決まったメンバー(男5人3人)で夏になるとよく飲んだり遊んだりしていました。そして特に暑い夜だと、母校の中学校へ忍び込んで闇プールなんかもしたりしていました。いつだったかは覚えてないのですが、8月中頃だったと思います。その日の夜に闇プールすることが決まって、9時…
2018/06/20
これは俺が大学生になった時に知り合った友達の話しだ。漏れの名前は仮に田口、友達は仮に佐藤としておこう。さて、佐藤は今から3年半くらい前に、海の近くのマンションに住み始めた。佐藤は絵画を描くのが好きで、何より海を書くのが好きだった。そこで大枚を叩いて、海の眺めが最高によい部…
2018/06/19
これは俺の実話だから。2年前、急に祖父が危篤だと一人暮らしをしている俺のところに連絡が来た。俺は急いで帰った。病院では、もう末期の癌で死ぬのも時間の問題だと言って痛み止めの薬を注射するしか対処してくれなかった。家で死ぬと警察の調べとかが面倒だ、などと言われた。そして祖父…
2018/06/18
大学時代に聞いた話実際にそいつが体験したそいつ(Tとする)の家は美容院。1階が店舗で、2階が居住用。Tの部屋は2階の一番奥で、その当時部屋に電話がなかった。電話を使うときは、いつも1階の美容院の電話を使っていた。外から店の入り口を入るとすぐに待合スペース。その先に会…
2018/06/18
トイレ学校奇妙塾新聞電話秘密基地病院布団寒気仏間小学生便所お盆葬式海
9月にうちのばあちゃんの姉(おおばあ、って呼んでた)が亡くなって、一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。実質、今生きてる親族の中では、おおばあが最年長ってのと、うちの一族は何故か女性権限が強いってのもあって、葬式には結構遠縁の親戚も集まった。親戚に自分と一個違いのシュウち…
2018/06/18
ある若い女性の話。彼女は1年前に夫と結婚して妊娠中であった。田舎へ帰省するため、夫が運転する車で山道を走っていた。渋滞につかまってしまい、夜遅くなってしまった。細い道を急いで走っていると、いきなり目の前に黒いものが現れ、衝撃とともに彼女は気を失った。意識をとり戻すと、フ…
2018/06/16
ここに「霊なんて信じねーよ」という方がいるかどうかは知りませんが、俺が信じるようになった時のできごとでも。当時俺の彼女は霊感が強いらしくて、よく「家に誰かいる」とかで電話をかけてきたんです。でも霊感の全くない俺には信じられなくて、慰めながらも「嘘くせぇ」と思ってま…
2018/06/16
私が3人目の赤ちゃんを妊娠し6か月目の頃、突然出血してしまい早産の危険があるため仕事を休むことになりました。その日の夜に母から父が交通事故で亡くなったとの連絡が入りました。葬儀をすませた晩から毎日、夜中になると奇妙なことがおこりはじめました。台所や廊下でひたひたと歩き回る足音…
2018/06/16
毎年家族で旅行をしていたのですが、去年は大学受験を控えていたので、一人家に残りました。家族が帰ってくる前日、黙々と勉強をこなす私。部屋はデッキから流れる音楽で満ちていました。喉が渇いたし、休憩もしたいと思い、キリが良い所で終えました。壁のアナログ時計を見ると午前2時17分…
2018/06/15
パニックベランダ意識不明奇妙犬深夜体験着信電話入院病院不思議風呂タクシー
それは7年前突然の出来事でした。朝起きるとその年で5歳になる愛犬が痙攣をして倒れていました。自分もパニックになり、職場に休みを入れ急いでタクシーを呼び、病院にて注射を打ってもらい、痙攣は収まりましたが痙攣中酸素不足になってしまったため手足に力が入らなくなり寝たきりになってし…
2018/06/14
女の子2人とオレ達悪友仲間の3人、計5名で肝試しに行った時のこと。結構有名なスポットで、某県境にあるトンネルで近くには新幹線が走っている場所だ。不気味は不気味だったが、正直(こんなモノか?)って感じもあった。そこで小一時間ほどぶらつき、帰ってきたオレ達は早速反省会と称し…
2018/06/14
お盆に帰省したとき、飼い犬が死んだ。けっこうな老犬だった。この犬とおれははっきり言って仲が悪かった。おれが小学4年か5年のときだ。散歩先の土手で一休みしていると、そいつおれの頭に飛びかかってきやがった。最初は野球帽にじゃれついているのかと思ったが、脱いでも執拗に飛びかか…