ネット上に存在する不思議で怖い話を
読みやすく編集・修正してまとめました

「祟り」一覧 (84件)|3ページ

観賞用の白梅

2019/05/28

昔、実家の庭にあった白梅。観賞用の実が生らない品種で、毎年咲いては散るだけだった。親に聞かないと正確にはわからないが、10年ちょい前の時点ですでに樹齢50年は越えてたと思う。段々咲く花の数が減り、枯れつつあるな、あと何年もつかな、という感じになってきたのだが、とうと…

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左回りの死神

2019/05/25

うちの近所では、左回りにグルグルと螺旋を書くように順繰りに死人が出た。昭和50年代に開墾された住宅街で、同世代ばかりなのだけれども、31歳の長男を亡くした家もあれば、16歳の娘さんを亡くした家もあり、世代的な問題ではなさそうだった。祟りを危惧して引っ越した家もあったが、そこ…

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芸者の幽霊

2019/05/18

幼い頃、まだ暗い明け方ふと目が覚めた。よくみると古くて透き通った芸者さんが、悲しそうな表情でぐっすり眠っている父の枕元に座ってた。幼心にも『えっ、なにこれ?』と思ってじーっとみてたら、芸者さん、つつーっと血の涙を流してすうっと静かに消えていった。目の前で本当に煙のように…

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ノイローゼの原因

2019/04/23

古いけどニュースネタになったので、知ってる人は知ってるかも。一人暮らしのおばあさんが、マンションの一室で孤独死した。死因は、ノイローゼが昂じて、弱った心臓が耐え切れなくなったことによる心臓発作である。彼女を知る人は、常になにかにひどく怯えた様子だったという。後に真相が明ら…

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母親同士

2019/04/22

去年の暮れに、子どもの学校の同学年の児童の母親が亡くなった。私もまあ仲が良かった人なんだけど。表向きは病死になっているが、精神的に参ってしまって自ら命を絶った。理由は母親同士のイジメ。子供が低学年の頃から執拗に嫌がらせをされ、欝になって学校行事にも顔を出さなくなった。子…

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奇妙な連続惨事

2019/04/19

私が小学校3年の3学期の時。私のクラス、3年2組に奇妙な連続惨事が起こったのです。まず最初の犠牲者(その時は誰も『犠牲者』とは思っていませんでしたが)は、O君という男の子でした。普段はとても元気だった彼ですが、3学期に入ると突然体の調子がおかしくなり、1ヶ月の入院…

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身に起こる不幸

2019/04/13

これは、俺の近しい人に起こっている実際の話である。ある事をきっかけに、霊能者に見てもらったAさんから聞いた話。Aさんは、霊能者から先祖が過去に起こした出来事を指摘されたそうだ。その出来事とは・・Aさんの祖父は朝鮮から強制連行して来た人達を炭鉱で働かせていたと言う。…

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漬物石

2019/04/08

これは俺の祖父祖母の家の話で、本当は他人に話してはならない話。すべて実話なので読んでもらいたい。ちょっと長くなるが、ご容赦を。俺の祖父と祖母は老人ホームですでに他界していて、実家を管理する人がいなかったから荒れ放題になってしまっていた。本来ならば相続の関係で俺の母親…

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変わってしまった兄

2019/04/07

俺には四歳上の兄がいるんだが、その兄の話兄が高一の頃、突然夜中に金縛りにあうだの、うめき声が聞こえるだの夢に落武者みたいなのが出てくるだのと言い出した。最初、家族はみな「ハァ!?」てなもんで全然本気にしなかったんだがそのうち体調を崩したので、近所の医者に診てもらった…

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墓所

2019/04/03

小学5年生の頃の話。社会科の宿題で郷土の歴史を調べようと言うのがあった。そこで友人たちと協力して、地元に昔あったと言う豪族の建てた城について調べることにした。とある秋のどんより曇った雨の降りそうな日の午後、友人5人と豊臣秀吉に滅ぼされた地元豪族(歴代城主)の墓所に行くこと…

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顔見知りの男

2019/04/03

ある心霊番組の制作をやった時のこと。同じチームにDさんって先輩がいた。ある日、視聴者から番組あてに送られてきた心霊写真を数人でチェックしていた。その途中で回ってきた一枚の写真。夜の路上、数人でガードレールにもたれて笑い合うその後ろ、あり得ない場所に男の姿。30~40歳位…

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普通の犬じゃない

2019/04/01

「この犬は普通の犬じゃありません。それでもいいんですか?」それが私が後に八房と名づける犬を引き取ると口にしたときの団体の担当者の言葉だった。詳しく話をきいてみるとこういうことらしい。八房は一度ある非営利の動物愛護団体にひきとられたあと、足をへしおられた。それが偶然で…

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猫のまね

2019/03/29

一年ほど前に友人が猫を轢いた。猫は執念深い生き物だから轢いても罪悪感を持ったり、かわいそうと思ったりしてはいけないと友人は考え、非情にもひき逃げをしたそうだ。友人に異変が起こったのはそれから数日経ってからだそうだ。いつものように真面目に講義を受けていると、どこからと…

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