カゴメカゴメ
2018/10/03
今から約15年程前に見た嫌な夢の話です。地方出身の私が、再就職で関東のC県I市に就職する事になりました。私のために職場のオーナーがアパートを用意してくれたのですが、そのアパートは大家さんの自宅の一部を貸し部屋にしたような感じで、玄関を入るとすぐにトイレがあり→台所→4畳半の…
ネット上に存在する不思議で怖い話を
読みやすく編集・修正してまとめました
2018/10/03
今から約15年程前に見た嫌な夢の話です。地方出身の私が、再就職で関東のC県I市に就職する事になりました。私のために職場のオーナーがアパートを用意してくれたのですが、そのアパートは大家さんの自宅の一部を貸し部屋にしたような感じで、玄関を入るとすぐにトイレがあり→台所→4畳半の…
2018/09/25
某都市郊外のマンモスマンションに姉妹が暮らしていた。だがその暮らしぶりを詳しく知るものはいなかった。それほどに姉妹はひっそりとしており姉の白髪をみればどれほど長い間この二人はこのような暮らしを続けてきたのだろうと思わせるような深い目をしていたらしく、それは他人の詮索をためらわ…
2018/09/17
これは中学生の時の話です。その年の夏は、夜になってもじっとりと汗が滲む様な暑い夏でした。学校の中でじっとしていても身体から脂っこい汗がちりちりと身体から吹きこぼれる様な毎日。夏休みの前日、僕と友人五六人は冗談半分に「暑気払いの肝試しをやるぞ」と、言っていました。「肝試…
2018/09/12
パニック怨念奇妙恐怖山道足音田舎白い服病気予感湿気人影暗闇疫病
長くなるがどうか聞いて欲しい。俺がむかし住んでいた場所はド田舎で、町という名前は付いていたが山間の村落みたいなところだった。家の裏手の方に山道があり、そこに「かなめさま」のお堂があった。もともとは道祖神だったらしいが、隣町への道路が整備されてからその山道自体が使われなくなり…
2018/07/31
すると奥の部屋にいた香水のきつい女の人が鏡の前でタバコを吸いながら「ちょっとK、私の○○(忘れた)知らない?」と気だるそうに話しかけてきたので、Kは「ママの○○なんか知らないよ」と言ったためYはこの人がKのママか若いな~と思ったそうです。しかし普通の友達のママならY達に…
2018/07/24
自分の体験談でなくて悪いのだが、友人から聞いた話を体験談風に書いてみる。高校の同級生が大学のときの体験談だが、この男はべつにとりわけ臆病でも怖がりでもないむしろかなりの鈍感である。夜中に墓地のそばを通ってもなんとも思わず、中を通れればもっと近いのに…とか考えてるような奴であ…
2018/07/09
THE事故物件より夜逃げといえば映画にもなりましたが、金融業だけでなく不動産業界でも夜逃げした人に家賃を踏み倒されるという事は珍しくありません。夜逃げする人は大抵保証人のトラブルに巻き込まれて追い詰められるといった例が多いのですが、取り立ても日栄のように内臓売れとか脅迫が付随…
2018/06/26
北大阪のM市に住む大塚さんの話である。大塚さんは、四、五歳くらいになるまでよく、母親に連れられて今は人手に渡ってしまっている“おばあちゃんのお家”に行っていた。その“おばあちゃんのお家”に関する記憶で、大塚さんに強く残っているのはどういうわけか次のようなものである。“おばあ…
2018/06/23
おれ、2LDKのアパートに住んでんだけど、引っ越してすぐネット繋いだのね。電話のモジュラー(だっけ?)がキッチンにあるから、わざわざ5mの電話線買って壁伝いに天井を両面テープで這わせてんの、パソコンの部屋まで。半年くらい経って、ある時朝起きたら一部分テープが剥がれて電話線が垂…
2018/06/20
一時期、消防士として勤めていた時期があった。もう流石に時効だろうからひさしぶりに書いてみようと思う。俺が始めて救急車に乗ったのは消防士になって2年目の夏、蒸し暑い夜だった。救急の人が、たまたま事故にあって補充隊員として新人の部類だった俺が救急車で補助にまわることになった。…
2018/06/12
階段金縛り死体写真電車電話病気不思議話し声寒気旅館湿気鏡料理暗闇
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌をペラペラと悪態をつきながらめくっ…
2018/05/31
その廃校舎は出ることで有名だったらしい。だけど、意外なくらい怖くない場所なんだそうだ。周囲が住宅街という環境のせいか、空気にあまり淀みがないというか。そう埃っぽいわけでもなく、湿気が多いわけでもなく。でも出るらしい。そこに友人が2人連れで行ってきたそうなんだが。月も出て…
2018/05/19
私の親の家には、「私の人形」がある。私の叔父には人形師の友達がいて、私が3歳の時の写真を元にしてそれをこしらえてもらったそうだ。ちなみに、雛人形も全部私である。まあ、それはさておき。問題は、最初に作ってもらった人形である。普通の市松人形で、所謂ロンゲのおかっぱ。当時(…