木の裏側
2018/08/01
私が学生の時、新聞配達のバイトをしていた時の出来事です。当時配達を始めたばかりの私は先輩について順路を覚えるのが主な仕事で、バイクに乗って200軒程廻るのですが、その内の1軒に古い神社がありました。その神社は相当古いらしく、建物自体はぼろぼろでその上そこへ覆い被さるように大人…
2018/08/01
私が学生の時、新聞配達のバイトをしていた時の出来事です。当時配達を始めたばかりの私は先輩について順路を覚えるのが主な仕事で、バイクに乗って200軒程廻るのですが、その内の1軒に古い神社がありました。その神社は相当古いらしく、建物自体はぼろぼろでその上そこへ覆い被さるように大人…
2018/08/01
これは、私が中学1年生の時に、実際に体験した恐怖体験です。当時の私は、部活の友人たちとコックリさんにはまっていました。神に鳥居や文字を書いて10円玉を置き、そこに皆の手を添えます。あとは、コックリさんを皆で呼び出し、いろいろな質問をして、答えを教えてもらうのです。半分怖い…
2018/08/01
俺は大学で山やってるんだけど、部で所有している山小屋でのお話。その山小屋ってのは山のど真ん中にあって、今では初老の紳士となられた年代の方が建てた小屋なんだけど、山の中にしてはなかなか立派で、防腐剤であるクレオソートを何十年も重ね塗りされた黒い壁は雪に映えて乙なものだった。他の…
2018/07/30
ある日、郵便受けに切手のない封書が届きます。その中身には白紙が入っているそうです。そこで「なんだこれ?」って捨ててしまったら、とんでもない目に会う事になります実は、白紙の紙と別にもう一枚、封筒の中には小さな紙があるのです。「君想う。心は共に。我が想い、言霊に乗せ」そ…
2018/07/28
俺のクラスメートにSって奴がいる。そいつがいきなり「お前、霊媒師とか詳しい?」と訊ねてきた。「なんだよ?急に」と訝しがると、彼は神妙な面向きで話しはじめた。なんでも彼は、この冬休み中先輩に連れ出され「滝不動」に行ってきたと言う。「滝不動」というのは俺たちの住む山形県…
2018/07/26
うちの兄は鬱病になって、大学を何とか卒業したはいいが現在家で1日中ぼーっとしている。何を考えてるのか良く分からないし、動きもすごく遅くてはっきり言って気持ち悪い。というか怖い。そんな兄と両親と暮らしている。ことが起こったのはある深夜のこと。いつも俺が夜のバイトを終えて帰っ…
2018/07/26
コンビニ階段警察自殺呪い駐車場電話犯人不思議幽霊地震旅館鏡メールゲーム
長くて申し訳ないんですけど、実話です。今回、宮城連続地震で家屋全壊の地区がある町に住むものなんですが、たまたま私の家は中のタンスが倒れたり、外壁にヒビが入る程度だったんですが、うちは商売をやっているためなかなか片付けが進みませんでした。毎日お客さんからの電話もくるし、父も外回…
2018/07/24
どっかで聞いた話。ある男が黒い手に命を狙われていた。空中に手だけが浮かんでいて、焦げたように真っ黒な手。初めてその手に襲われたのは小学校の頃で、それから何度も黒い手は現れた。いつも自分はなんとか回避することができるが、その度に近くにいた人が殺された。男はひどい自己嫌悪に…
2018/07/22
同じ学校に霊感を持ってる友達がいたんです。一ヶ月程前、二人で怖い話をネット上で探して読んでいました。友達が「コレが本物でコッチが嘘」とか教えてくれて楽しんでたんですけど、ある話を読んでる時「これヤバイ」って言い出したんです。唐突だし真顔だしで、逆にオレ興味深々にな…
2018/07/17
むやみにネット接続をしているとVirusよりも恐いことが起こるゾ!数年前インターネット初心者だった私はうれしがってあれこれ検索していた。日本の呪いが学術的に研究されつつあるという興味深い事実を知り、陰陽道やらなんやらについてどんなHPがあるのかと検索していたのだった。そのう…
2018/07/13
これは二年前の話なんだけど。部活の合宿で小さな安っぽい旅館で俺含むAとBで3人泊まっていた時の話で、1日目で自由時間の時、手癖の悪い友人Aは隣の廃屋の窓を覗くと大きな金庫があったと言ってAは先輩のBと俺を連れてその金庫があった廃屋に行ったんだけど田舎の中ではその廃屋は結構綺麗で…
2018/07/06
俺の家には嫌な絵がある。いわゆる掛け軸で、作者不明で描かれているのはショウキだった。俺の家にあるというのはちょっと大げさで今は地元の神社にある。この絵は俺の親父が子供の頃に俺の祖父が知り合いからもらってきたものである。もらったいきさつは祖父の知り合いが亡くなって、その奥さ…
2018/06/29
大学時代の友人Yの実体験談です。YはH県の結構DQNな生徒が多いことで知られる高校の出で、結構夜中まで友達とつるんで出歩くなんてのは日常茶飯事だったらしい。そのYが夏のある夜、暇にまかせて友人と二人で最寄りの『丑の刻参り』でプチ有名な神社に肝試しというより空振り前提の呪い覗き…